今回のレビューは、レビュープラスさまより献本いただいた「無印良品の「あれ」は決して安くないのに なぜ飛ぶように売れるのか? (著:江上 隆夫)」になります。

第一章と第二章ではコンセプトが何故大切なのか、日本人がコンセプトを作り使うことを苦手としている理由・解決の鍵を提示しています。

第三章では、コンセプトをつくる前に知っておくべき7つのことを紹介しています。
コンセプトの働きや性質を知ることで、引き出せる力が明確に異なると著者は強調しています。

[働き]
1.力を束ねる
2.在り方を決める
3.行動を指示する
4.価値を最大化する

[性質]
1.本質とつながっている
2.寿命がある
3.決断に左右される

第四章では、自分がどこにあるかを把握し、事業で活用できる全てのものを確認、そして戦略を立てることことについて説明をしています。第五章では誰にも身近な企業の例を元にしたコンセプトの作り方が紹介され、この2つの章ではワークシートを使って作業ができるようになっています。

第六章には、コンセプトの使い方や事例が丁寧に説明されています。

この本には、タイトルでも紹介されている無印良品の他にも沢山の具体的な事例が紹介されており、著者がそれぞれの理由説明を加えているため、腑に落ちる結果を読者に示してくれます。
コンセプトの大切さを知るだけではなく、実際にコンセプトを作り活用できる工夫もされ、教科書のように使用できる一冊です。

多くの人に愛される無印良品のコンセプトに込められた想い、
「これがいい」ではなく「これでいい」。
そのなぞは本著を読んで解決できるはずです。


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