映画:「十三人の刺客」←稲垣五郎の暴君っぷりがひどい
松平斉韶(稲垣吾郎)がむごすぎる。前半は怒りのこみ上げる内容で、とっとと成敗してくれ!と言う感情が芽生えます。かなり。
呂后の人豚事件を思い出されるような部分もあり、人間の仕業の範疇をはるかに超えてるとも思いますし、戦国時代にはもっとリアルにそれ以上のこともあったのかと思わされます。
私の心の許容範囲だと水戸黄門レベルがスカッとして後味悪くなく観れるのですが、この映画で最終的に成敗が達成されてもそんな気持ちにはなりませんでした。あまりにも狂ってて。
博打
映画の中での会話で頭に残っている部分があります。
博打好きの甥っ子が「博打をするのであれば自分の為にするべき」、と言うのに対し、「お前の博打より面白い」。
「その博打に勝てばどうなる?」、「誰かが感謝するかもしれない」。
この会話でテキストにしちゃうと全然伝わらないと思いますが、言葉に魂が乗っていると言うか、命を懸けた重みが伝わり、甥は刺客に参加します。共感すると言う事ですよね。
その先にどんな広がりを見せるのか。何が待っているのかを伝えることは大事だなと感じました。
でも、私はこの映画は1回観ればいいです。前半がほんとにきつくて。。。
呂后の話を初めて読んで胸が苦しくなったのと同じ感覚がつらい。
ひとつだけ??と思ったこと。
伊勢谷友介が演じていた役はなんだったんだろう。
12人の刺客でも良かったんじゃないかと思えるくらいの不死身っぷり。カッコいいからいいけどさ。

